kame_kameの将棋研究ノート

kame_kameと申します。Twitterもやっています。@kame_floodgate

超速左銀①

今回は、僕がtwitterでもたびたび紹介している

ゴキゲン中飛車(原始中飛車)対策を紹介していきたいと思います。

kame_kame @kame_floodgate

全力で推しているゴキ中(原始中飛車)対策が、floodgateで指された。 中飛車側の形は違えど、超速左銀は、優秀だと思う。 https://t.co/5UofoxHneM

 

kame_kame @kame_floodgate

超速左銀の理想形は、二つあり、 一つは、5五銀と中央を制圧してから、5六歩と銀を支える形。 もう一つは、先に5五歩と抑えてから、56銀と抑える形です。 後で詳しく形は説明しますが、 5五銀型は急戦、5五歩型は持久戦になります。 https://t.co/ujoZQiei9R

 

この超速左銀の特徴としては、

・主導権を握ることが出来る。(5筋の位が取りやすい)

・あまり難しい変化がない

・力戦調になる

という感じです。

 

では、実戦例を紹介していきたいと思います。

 

 

実践例①

先手 超速左銀 後手 ゴキゲン中飛車
(初手からの指し手)
▲7六歩△3四歩▲2六歩△5四歩
▲4八銀△5二飛▲2五歩△5五歩
▲7八銀△6二玉▲7七銀△3三角
▲6八玉△4二銀▲6六銀

 (基本図)

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手順中、▲7八銀に、△5六歩が味のいい手にみえますが、

▲2二角成△同銀▲5六歩△同飛

▲5八金右

で問題ありません。

 

△7六飛と歩をとると、▲6五角があります。

なので、心配する必要はないです。

 

▲6六銀と指した局面での、ゴキゲン中飛車側の対応によって、戦い方が二つに分かれます。

△5三銀と指したら急戦

△7二玉と指したら持久戦

となります。

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次回からは、急戦の変化を見ていきたいと思います。

この局面までで何か質問等ございましたら、

Twitterの方で、お願いします。